支援内容

教室開設・運営

「とよた日本語学習支援ガイドライン」に基づいて「地域に密着し交流の要素を兼ね備えた日本語教室」の開設準備から開設後の運営・評価・改善などの支援を行います。また、プログラム・コーディネーター、日本語パートナー等人材の派遣・育成も行います。

システムが運営する教室では、日本語による交流を通して、外国人が「周囲の支援に基づいて基礎的な社会参加が日本語で行える」レベル(要支援段階)に到達するまでの学習支援と、日本人が「日本語がまったくできない外国人」(未学習段階)や「限られたことばでしか意思疎通ができない外国人」(基礎段階)に対するコミュニケーションのあり方を提案しています。

とよた日本語能力判定

とよた日本語能力判定は、「聞く」「話す」「読む」「書く」を測るテストと、「Can-do statements」の2つから構成されています。
「聞く」「話す」「読む」「書く」を測るテストは、とよた日本語学習支援システムが開発した、日本語能力を判定する試験です。4技能別に日本語能力を判定し、自分の日本語能力の状況を知り、目標を意識し、学習成果の手ごたえを得られるようにすることを目的としています。
「Can-do statements」は、日常生活で何ができて、何が難しいのかを、学習者自身が評価するものです。自分が今できることを認識することで、何を学んだらよいのかを明確にする自己評価シートです。

人材育成

研修会の開催や個別指導・相談等により、「とよた日本語学習支援ガイドライン」を参考に教室運営を行うことができるプログラム・コーディネーター(専門講師)や日本語パートナー(ボランティア)の育成を支援します。

eラーニング

基礎的な社会行動が日本語で行えるレベルまで上達することが目標です。「市役所」「病院」「学校」等における日本の社会の仕組みと、そこでの会話の両方が同時に学べるように設計されたコンピュータ教材です。また、文字(ひらがな・カタカナ)や履歴書の書き方も練習できます。